2010.05.28 Friday
CROCODILE(クロコダイル)について 1

数あるエキゾチックレザーの中でもワニ革は、唯一無二のその個性的な模様や、丈夫さが珍
重され、昔から絶大な人気がある皮革です。今回はその中でもWILDSWANS製品で使用され
ているクロコダイルレザーをご紹介したいと思います。
一口にワニと言っても23種(3科9属23種)も存在するのですが、皮革製品用素材とし
て取引が行われているものは大体7種類くらいです。ワニの種類はまず3科に分かれ、それ
ぞれアリゲーター科、クロコダイル科、ガビアル科になるのですが、WILDSWANSで使われ
ているクロコダイルは正確にはイリエワニと呼ばれる種類で、クロコダイル科になります。
(皮革製品で使用され易いナイルワニ、ニューギニアワニ、シャムワニ、イリエワニは全て
クロコダイル科で、ミシシッピーワニやカイマン属はアリゲーター科となります。)

ナイルワニ、ニューギニアワニ、シャムワニ、イリエワニなど、数あるクロコダイル科のワ
ニの中でもWILDSWANSで使用しているイリエワニは、商業名ではスモールクロコ(Saltwa
ter Crocodile)とも呼ばれています。
イリエワニ=スモールクロコの特徴としては、腹部の斑(←四角い模様)が比較的小さく、
尚且つ綺麗に美しく揃っている為、クロコダイルの中でも最高級品と言われています。日本
で最も多く使用されていると言われているニューギニアワニよりも希少性が高く、珍重され
る種類です。
主な生息地はオーストラリア、インドネシア、パプアニューギニアなどの入江や河川におけ
る海水と淡水が混ざり合う場所で、乱獲や密猟、生息地の開発等により生息数が激減し絶滅
の危惧にありましたが、現在では生産量の殆どを養殖にし絶滅を免れています。
腹の部分の頸から肛門にかけて、斑の横列の数が約31〜35列あり、先述の通り美しく揃
っています。また、上の写真の右側部分のように、横腹の部分の斑の形状は四角ではなく丸
いのが特徴で、この小さな丸い斑の模様さえも大変美しいのがスモールクロコの特徴です。
続きます。



